工藤房美 感謝する方法2『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』

工藤房美さんの『遺伝子スイッチ・オンの奇跡』から引用します。

『本当に感謝したいことに、まず「ありがとうございます」と言いましょう。些細なことでいいのです。自分の中の「ありがとうと言いたい部分」を見つけることから始めましょう。・・・その部分に「ありがとう」を言いつづけると、今の辛い状況は「どうか気づいてほしい」という自分からのメッセージで、それは自分をひとまわり成長させるための「愛」の行為に他ならないのだということに気がつくのです。そうしてまで気づきを与えてくれようとしてくれた自分自身とその状況に、感謝ずにはいられなくなるのです。心の中にあるギザギザした引っかかりを。「ありがとう」の言葉が全て包み込んで消してくれているかのようです。気がつくと、とても自然に苦しみは苦しみでなくなっています。

「ありがとう。ありがとう」という深い感謝によって、「なかなかありがとうと言えない状況」と一つずつ向き合う。そうすることでその状況を受け入れ、癒され、気がつくと。その状況さえも、かけがえのない自分の一部だったことを知るのです。そうして気づかせてくれたことに感謝、感謝となりました。』