牧内泰道さんという方は熱海で断食道場をやっていた方で、2012年に亡くなっています。道場はお弟子さんが継続しています。娘さんとお孫さんが東京で食養のレストランをやっています。
なぜ、牧内さんに注目したかというと、本も何冊も出していて内容がいいのです。名前の知られていない人ですが、意外に多くの人々に影響を与えています。
牧内さんの『ひとは食べものの「お化け」』という本は食養生の本ですが、そこから引用します。本の題名の「お化け」という言い方は変わっていますが、牧内さんの人間観からきていると思います。
以下はこの本の引用です。
『地震が来てOK、家が壊れれば建てるからOK。泥棒に入られてもOK、盗まれたら買うからOK。死んでよし、生まれ変わるからOK。何があっても良いことしかない。生命体向上に役立つことしかないからOH・YESなのだ』
この言葉は、言霊が明るくてさっぱりしている。
同じようなことを言っても言葉の波動に人それぞれ違いがある。牧内さんの言葉は明るくて率直だ。
牧内さんが生きていれば、熱海断食道場とやらに行ってみたかった。